
前回とはまるで違う『海鳴り』を演奏出来たと思います。
自分の演奏技術の2割増しくらいの難易度の和音の連続のところ、ここはまだ悔いが残ります。
内声の音が正確には弾けていないところがいくつかありました。
ほんとにこれは悔しいです。
そんな反省点は残りましたが、自分の演奏技術に見合った作品を作るより弾きたい作品を作りそれにチャレンジしたいと思っています。
全曲通してここはこういう音で弾きたい、という思いにだいぶ近付いた表現が出来ました。
海の強さ、静けさ、深さ、波の色や音を想いながら作った作品でした。
父に聞いてもらえたことも嬉しかったです。
父からの感想です。
褒めてくれたもろもろは置いておいて、
「途中、退屈に感じるところがあった」とのこと。
これはどこのことかすぐにわかりました。
Ⅱの、主旋律を右手で16小節のあと左手に主旋律を16小節もってきたところです。
主旋律に対する音の形式はハーモニー的からアルペジオに変化させたのですが(鍵盤からハープのようなイメージで)、リズムが単一だった為に情景としては同じ場所でとどまってしまっていたことです。
これが退屈の原因だと思います。
そのほかにも父とあれやこれや感想を交えて演奏や作曲について話しました。
そういう父との時間をとても嬉しく思います。
音楽で繋がっていられる親子関係をとても幸せに思えた日でした。
遠方から来てくださった方々にも感謝です。
作った作品が演奏することで音となり、それを聞いてもらえる事で初めて音楽になる、と思っています。
次回は8/20、神戸ハーブ園にある森のホールです。
演奏曲は進化した『流星群』の予定です。
……まだ仕上がってませんが。
頑張ります(*^_^*)